日本時間6月20日、ワールドカップはC組とD組の第2節4試合を終えた。開催国アメリカはメキシコに続き、2番目にグループリーグ突破を決めたチームとなった。一方、ハイチとトルコは2連敗で相次いで敗退が確定した。
また、ワールドカップ史上最速の決勝ゴールがこの日2回更新され、パラグアイの選手アルミロンがワールドカップ史上初めて口を押さえてのコミュニケーションで退場処分を受けた選手となった。
【C組:ブラジル3-0ハイチ、モロッコ1-0スコットランド】

最初に終了した対戦では、開始からわずか70秒でモロッコが電光石火の決勝ゴールを決めた。ディアスのロングパスにサイバリーがオフサイドを逃れて小角度からシュートを叩き込んだ。

続いて行われた同組のもう1試合では、ブラジルがハイチを3-0で圧倒した。24分にクーニャのシュートがディフレクトして先制。36分にはクーニャが左足で豪快にシュートを決め、2得点目を記録。前半アディショナルタイム3分、ヴィニシウスがドリブルから低いシュートを決め、1ゴール1アシストを達成。後半、ブラジルは何度もチャンスを逃し、リードを広げられなかった。

この節を終えて、ブラジルとモロッコはともに勝ち点4。ブラジルがグループ首位、モロッコは得失点差で2位、スコットランドは勝ち点3で3位、ハイチは2戦全敗で敗退が確定した。
【D組:アメリカ2-0オーストラリア、パラグアイ1-0トルコ】

最初に終了した対戦では、アメリカがオーストラリアに2-0で完勝。11分、バログンがバージェスのオウンゴールを誘発し、アメリカが電光石火の先制。44分、フリーマンがヘディングで押し込んだが、線審はオフサイドを宣告。その後VARが介入し、得点が認められ、アメリカが試合を決定づけた。

続いて行われた同組のもう1試合では、ガラルサが開始65秒で豪快な世界波を決め、パラグアイが電光石火の先制。アディショナルタイムには、アルミロンが口を押さえて相手とコミュニケーションを取ったため、VARが介入し退場処分となった。
後半は1人多かったトルコが猛攻を仕掛けるも再三チャンスを逃し、結局32本のシュートを放ちながら0-1で敗れた。

2節終了時点で、アメリカは2勝勝ち点6で早期突破を決めた。オーストラリアとパラグアイは1勝1敗で勝ち点3、オーストラリアが得失点差で2位、トルコは2連敗で最下位、かつ1試合を残して敗退が確定した。
【本日の興味深いデータまとめ】

1. オーストラリアがアメリカに敗れた後、アジア(AFC)のチームは好調から一転、開幕6戦無敗から6連敗となった。今大会、アジアのチームは開催国と3戦全敗、歴史上開催国との対戦は6戦全敗で、1点も奪えず19失点を喫している。

2. 3つの開催国は今大会6戦無敗、5勝1分け。アメリカとメキシコはすでに突破を決め、勝ち点4のカナダは得失点差+6で突破に明るい見通し。

3. サイバリーが開始70秒でモロッコの決勝ゴールを決め、このゴールは一時ワールドカップ史上最速の決勝ゴールとなった。しかしその後、パラグアイのガラルサが開始65秒で決勝ゴールを決め、記録はすぐに塗り替えられた。

4. パラグアイのアルミロンがワールドカップ史上初めて口を押さえてのコミュニケーションで退場処分を受けた。またアルミロンは2試合連続で新ルールの制裁を受けた。
初戦のアメリカ戦では、アルミロンが前半に倒れ、当初審判は相手選手にイエローカードを提示したが、ビデオ確認後にアルミロンのシミュレーションと判断され、逆にアルミロンにイエローカードが与えられた。